「Webライターに向いているか知りたい」「Webライターを始めてから後悔したくない」と思われる方も多いかと思います。
そこで今回は、実際にWebライターとして仕事をしていく中で気づいた、向いている人向いていない人の特徴をご紹介します。
実際の感想に基づいて本音でお伝えしますので、始めてから「こんなはずじゃなかった!」と思うことのないよう、ぜひチェックしてみてください。
Webライターとは?
Webライターは、執筆業と呼ばれる職業の一つです。
主に、Webメディアのコンテンツ制作を担当します。
これまでは、雑誌や書籍などの出版物で活躍してきたライターですが、ネットの普及に伴い活躍の場をWeb媒体に移している人も増えています。
さらにWebライターは、資格なく始められるということもあり、兼業や副業の手段としても人気を集めている職業です。
報酬は、成果報酬で記事単価もしくは文字単価で支払われます。
報酬額については、業界で統一されたルールがありませんので、基本的には依頼する側が提示した金額に従うことになります。
もちろん、提示された報酬に納得できなければ、単価アップの希望を出すことは可能です。
Webライターに向いてる人、向いてない人特徴
では、早速Webライターに向いてる人と向いてない人の特徴についてお伝えします。
Webライターに向いてる人の特徴6選
まずは『Webライターに向いてる人』の特徴からご紹介します。
- 文章を書くのが好きな人
- 一人で黙々と作業するのが好きな人
- 継続力のある人
- 責任を持って仕事をやり遂げられる人
- 自分から仕事を取っていける人
- 修正依頼に快く応じられる人
1.文章を書くのが好きな人
Webライターの仕事は、文章を書くことがメインです。
文章のボリュームは、少なければ数百文字、多ければ1万文字以上の記事を書くこともあります。
そのため、文章を書くことが好きな人でしたら、楽しく継続することができるかと思います。
また、ご自身の得意分野や専門性の高いジャンルを選べば、知識や経験を活かせる上に高単価の報酬を得られる可能性も高くなるため、やりがいを感じられます。
2.一人で黙々と作業するのが好きな人
仕事中は、パソコンに向かって黙々とタイピングします。
基本的に在宅ワーク(企業によっては出社の場合も)なので、一人で黙々と文章を執筆する働き方です。
一人で仕事をするのが好きだったり、一つの成果物の完成に向けて一人でも集中して取り組める人は働きやすさを感じられるかと思います。
3.継続力のある人
依頼する側としては、できれば同じ人に継続的に依頼したいという思いがあります。
よく応募条件としても、「半年〜」「継続的に依頼できる人」などといった記載があるケースも珍しくありません。
そのため、継続力のある人は重宝されます。
4.責任を持って仕事をやり遂げられる人
副業もしくはフリーランスとして活動を始める場合、依頼主とは対等の立場でのやり取りとなります。
言い換えると、誰かから指示を受けて仕事をするのではなく、Webライティングのプロとして依頼主のニーズに応えていくことが仕事です。
そこには当然ながら責任が発生しますし、結果が求められます。
そのため、責任を持って依頼された仕事をやり抜ける力が必要です。
5.自分から仕事を取っていける人
Webライターとして稼いでいくためには、自ら仕事を取っていかなければなりません。
そのため、自分から主体的に動いてどんどん仕事を取っていける人は、Webライターとして稼ぎ続けることができるでしょう。
また、新たに仕事を獲得するばかりでなく、業務を通して依頼者の信頼を獲得することも重要です。
信頼を獲得できれば継続的に依頼をもらうことができ、ある程度は安定的に稼ぐことができるようになります。
6.修正依頼に快く応じられる人
記事を納品した後に、修正依頼を受けることが多々あります。
というより、修正ありきで納品スケジュールが組まれている場合もあります。
この修正作業は、依頼主の求める記事にするために重要な工程なのですが、修正依頼を受けるとどこか否定されたように感じてしまうかもしれません。
しかし、Webライターの仕事は自己表現することが目的ではなく、依頼者の求める内容に仕上げることが目的です。
修正依頼を快く受け入れられる人は、Webライターに向いてると言えます。
Webライターに向いてない人の特徴6選
続いて、『Webライターに向いてない人の特徴』です。
- 文章を書くのが苦手な人
- オンラインでの打ち合わせが苦手な人
- ラクをしてお金を稼ぎたい人
- 知らない情報を調べてまとめるのが嫌いな人
- 自分から仕事を取っていけない人
- 安定的な収入を求める人
1.文章を書くのが苦手な人
文章を書くのが苦手な人、または、長い文章を書くのが苦手な人は、Webライターの仕事を始めるのはやめておいた方が良いかと思います。
記事ボリュームは依頼によって様々ですが、基本的には3,000文字〜10,000文字の記事を書くことが多いです。
この3,000文字というボリュームは、初心者の方の場合、1日以上かかってもおかしくない文字数です。
そのため、文章を書くのが苦手な人は苦痛に感じてしまうでしょう。
2.オンラインでの打ち合わせが苦手な人
Webライターは、自宅で黙々とパソコンに向かって作業をしているイメージを持たれるかもしれません。
しかし、案件によっては、企業の担当者や編集者、ディレクターとオンラインでの打ち合わせがある場合もあります。
そのため、ZOOMやSkypeなどを使ったオンラインミーティングに抵抗を感じる方は、働きにくさを感じる可能性があります。
3.ラクをしてお金を稼ぎたい人
Webライターは、副業でも出来るという触れ込みがあるため、比較的簡単でラクな仕事だというイメージを持たれている人も多いのではないでしょうか。
もしそのようなイメージを持たれている場合は、「執筆の大変さ」と「報酬の少なさ」にギャップを感じてしまうかもしれません。
例えば、
- 文字単価:1円
- 文字数:3,000字
- 報酬:3,000円
このような案件を受けたとします。
この記事ボリュームの場合、執筆に慣れていない方ですと、1日以上かかってしまうことは珍しくありません。
仮に1日(8時間)で仕上げられたとして時給に換算してみましょう。時給375円。
もちろん執筆スピードが上がれば時給も上がりますし、経験を積めばもっと高い案件を獲得することも可能ですが、初めのうちはこのような状況になり得ることを覚えておきましょう。
4.知らない情報を調べてまとめるのが嫌いな人
Webライターの仕事上、自分の知らない内容の記事を執筆することがあります。
知らない情報を記事にするためには、ネットで情報をリサーチし、内容を理解した上で1本の記事としてまとめなければなりません。
そのため、知らないことでも興味を持って取り組める、好奇心旺盛な人の方が適性があると言えるでしょう。
5.自分から仕事を取っていけない人
メリットの項目でも述べたことですが、Webライターは自分から仕事を取っていかなければ、仕事はありません。
また、もし契約を結べたとしても、安定的に仕事をもらえるとは限りません。
依頼主側の都合で依頼がなくなるケースもありますし、記事コンテンツの提案をお願いされるケースもあります。
そのため、自ら主体的に動ける人でなければ、Webライターとして継続的に稼ぐことは難しいでしょう。
6.安定的な収入を求める人
Webライターの収入は、月給制ではなく成果物に対する報酬となるので安定しにくいのが実状です
それは、企業と直接契約を結べた場合でも変わりません。
企業と直接契約を結ぶ際には、「業務委託契約(正しくは「請負」)」を結びます。
しかし、業務委託契約では、継続的に依頼することは保証されていません。(実際に契約書に明記されています)
そのため、会社員のように毎月安定した収入を求めている方は、Webライターの仕事はやめておいた方が良いでしょう。
Webライターがやめとけと言われる理由
Webライターを始めると言うと、「やめといた方がいいんじゃない?」「本当に稼げる仕事なの?」と心配されることもあるでしょう。
Google検索においても「Webライター やめとけ」と検索する人が多いほどです。
では、なぜ「Webライターはやめとけ」と言われるのでしょうか。
その理由としては、次のようなことが挙げられます。
- 低単価案件が多い
- 思っていた以上に記事を書くのが大変
- 悪質なクライアントがいる
- 継続的に依頼をもらえる保証がない
- 売上管理、確定申告の手間が発生する
- クライアントによってはルールが厳しい
- 副業の場合は休暇の時間が減る
- 依頼を獲得するのが意外と大変
上記それぞれの具体的な内容については、以下の記事で解説していますので、詳細を知りたい方はそちらも併せてチェックしてください。
▶︎Webライターがやめとけと言われる理由とは?(現在制作中です。もうしばらくお待ちください)
Webライターで稼ぐために必要な知識・スキル
Webライターで稼ぐために必要な知識・スキルとしては、次の3つが挙げられます。
- SEOの知識
- 記事のお題に関する情報のリサーチ力
- 調べた情報を分かりやすくまとめる力
Webライターは執筆することが仕事ですが、企業がライティングを依頼する目的は、Webメディアのアクセスアップやブランド認知向上、集客、売上につなげることです。
そこで特にWebライターに求められるのが、SEO対策に関する知識や経験です。
SEOに関しては、実際に企業のライター応募条件によく記載されています。
Webライターに必要な知識・スキルに関しては、以下の記事で詳しくまとめていますので、そちらを参考にしてください。
▶︎Webライターで稼ぐために必要な知識・スキルとは?(現在制作中です。もうしばらくお待ちください)
ライティングスキルを身につけるおすすめの方法
ライティングスキルを身につける方法は、次の3つの方法がおすすめです。
- Webライターから教わる
- ブログを運営する
- 本で勉強する
取り組みやすいことから始めてみてください。
Webライターから教わる
Webライターから教わることで、実践的なスキルを身につけることが可能です。
ネット上には、ライティング講座や記事の添削サービスなどがありますので、そちらを利用することで実践に沿った指導やアドバイスを受けられます。
またもっと手軽にコミュニケーションを取れる方法としては、TwitterやInstagramなどのSNSでメッセージのやり取りをすることです。
特にTwitterには、情報発信をしているWebライターが多数いるので、Tweetを見るだけでも役立つ情報をゲットできる可能性があります。
もしWebライターとして仕事をしたいと思う場合は、この方法が一番効率的かと思います。
ブログを運営する
ブログは、気軽に自分のペースでライティングを体験できるのでおすすめです。
ただし、Webライティングのやり方が分からないままですと、スキルが身につきにくいため次の方法を実践するようにしてください。
- 記事の構成(見出し)を勉強する
- 執筆前にキーワードを選定し、読者ニーズを調べる習慣をつける
上記2つのことを意識して、1記事ずつ丁寧に書いてみましょう。
個人ブログならご自身の好きなように書いても問題ないのですが、今回はあくまでWebライティングを学ぶことを目的に運営するブログなので、上記2点を意識してみてください。
また、ブログを運営する目的は、もう一つあります。
それは、ポートフォリオとして活用することです。
ライター募集に応募する際には、ポートフォリオの提出を求められるケースがほとんどです。
特に、Webライターとしての実績がない場合は、ポートフォリオが採用担当者の判断材料となります。
中には、ポートフォリオの提出が必須の場合もありますので、ブログを運営しておく方が応募できる案件の幅が広がります。
本で勉強する
本で勉強するのもおすすめです。
本屋やECサイトへ行けば、Webライティングの本は多数出版されていますので、気になる教材を買って勉強してみてください。
実際に買ってみてよかった本については、以下の記事で紹介していますので、おすすめの本を知りたいという方は参考にしてみてください。
▶︎Webライティングスキルを学ぶためにおすすめの本(現在制作中です。もうしばらくお待ちください)
Webライターの仕事内容
Webライターの仕事内容は、記事執筆だけに限らず様々な種類があります。
- 記事作成/ブログ記事
- HP掲載コンテンツ作成
- ECサイト商品説明文執筆
- DM/メルマガ
- シナリオ作成/脚本制作/小説作成
- インタビュー/取材
- セールスレター
- 資料作成/レポート作成
- マニュアル作成
- SNS文章執筆
仕事の内容の詳細については、以下の記事でまとめています。
▶︎Webライターの仕事内容とスキル要件|成功するためのポイント解説
ライティング初心者におすすめ!Webライターになるための流れ
これからWebライターを始めるという方は、以下の手順で案件を取得するのがおすすめです。
- 就職サイト、クラウドソーシングサイトに登録
- 初心者OKの仕事に応募/提案する
- テストライティングを実施
- オンライン面接を受ける
- 本ライティング開始
仕事へ応募するサイトとしては、Indeed(インディード)・engage(エンゲージ)などの求人サイトや、Lancers(ランサーズ)・CrowdWorks(クラウドワークス)などのクラウドソーシングサービスを活用すると良いでしょう。
もし求人への応募に不安がある場合は、クラウドソーシングサービスから始めるのが良いと思います。
案件も豊富に揃っていますし、初心者OK /未経験歓迎の求人も掲載されています。
まとめ
この記事では、Webライターに向いてる人・向いてない人の特徴について解説しました。
まとめると、それぞれ次の特徴が挙げられます。
向いてる人 | 向いてない人 |
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どちらの方が多く当てはまっているでしょうか?
『向いてる人の特徴』に多く当てはまっているようでしたら、早速Webライターになるための行動を開始していきましょう!
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